そのまんま勝海舟
「北郷、そろそろブログのインタビューしないとまずいだろ、
とりあえずいつもの所で待ってるわ」
いつものようにいきなりの呼び出しです。
とりあえずそれはいいとして、
いつもの場所って・・・???
どこのこと言ってんだろ?
もしかして、いつもの場所ってミマタさんが
大好きな中野新橋の喫茶店『ぶるまん』のことか?
とりあえず中野新橋に向かい、
半信半疑で喫茶『ぶるまん』の前で待つこと10分。
・・・・・・。
ミマタさんこないな
ここじゃないのか?
とりあえずミマタさんに電話してみるか
なんて思ってたら
来ました!
ダボッとした短パンを履き、
大きめのTシャツに野球帽を斜めにかぶった
なんちゃってB- BOYファッションに身をつつんだ
ミマタさんがやってきました。
いつもの場所ってやっぱり喫茶「ぶるまん」だったのです!
なんか笑っちゃいます。
「北郷、メシ食ったか?」
「いえ、まだです」
「焼肉でも食うか?」
「はい、いただきます!」
『ぶるまん』で待ち合わせして焼肉屋へ移動。
ミマタさんの中で中野新橋の喫茶『ぶるまん』は
誰でも知ってる有名な待ち合わせ場所で、
渋谷のハチ公前と同じ感覚なようです。
でも、
多分俺ぐらいにしか通じないんじゃないのでしょうか。
で
先輩に“焼肉でも食うか?”なんて聞かれれば、
“はい、いただきます!”と元気よく答えるのが
後輩の正しい返事のあり方で、
とくに徒弟制度がはっきりしている
我々たけし軍団なら尚更のこと。
“いつでも僕は腹ペコです!”ってのが、
後輩の正しいあり方なのです。
ミマタさんに美味しい焼肉をご馳走になり、
とりあえず一服したところでインタビュースタートです。
雑談をしている合間に、
今回もさりげなくボイスレコーダーのスイッチを入れたんです。
だって、いかにも今からインタビュー始めますって感じで
こっちが身構えてスイッチなんか入れたら
さすがのミマタさんもやりにくいと思いますから・・・
が
ミマタさん、僕がさりげなくスイッチを入れたのをチラッと見ると
いきなり
「アル君、最近調子どう?」
今回もまたまたやっぱりです。
スイッチを入れた途端、
中野新橋の焼肉屋にてYAZAWAモードに切り替わりました。
とりあえず質問されたので、
「調子ですか、はい、いいですよ。
こないだ自分の単独ライブがありまして・・・」
「今日も舞台『お~い!竜馬』の稽古だったんだけど、
いい感じで進んでますよ」
・・・やっぱりです!
僕が答えてるというのにまったく聞くこともなく、
ミマタさんが話だしました。
ミマタさん一言だけ言わせて下さい。
だったら最初から質問しないでいただいた方が
ありがたいのですが・・・
「今回は勝海舟役が東さん(そのまんま東)なわけ。
僕は演出家じゃないから、
演技どうこうは正直わかりませんよ。だけどイイわけ。
稽古場でみんなに混じって一生懸命やってくれてる
東さんがカッコいいわけ。
最初に東さんをキャスティングした時、
軍団の兄さんから、
「東がちゃんと芝居やるわけないだろ。
テレ朝の『朝までたけし軍団』見てればわかるだろ。
絶対、台本と全然違うことやったりするぞ。
確実に舞台ぶっ壊されるぞ!」
なんて声も正直あったわけ。
でも、
僕は心の中で思ってましたから。
マラソンだって勉強だってもう何年もバシッと決めてる男が、
あれだけ自分をストイックに追い込む男が、
そんなことするわけないでしょ。
“やりますよ、東さんはしっかり決めてくれますよ!”ってね。
そしたら案の定です、決めてます!
稽古場じゃバッチシやってくれてるわけ。
アル君、こーいうーのって
嬉しいじゃない、気持ちいいじゃない。
矢沢永吉が昔、アメリカからあのドゥービーブラザースを呼んで
ドゥービーをバックバンドに従えてコンサートやった時
こんな事、言ってました。
“バック ドゥービー 俺 YAZAWA!ヨロシク!”ってね。
僕も今回思ったね。
“バック 東 俺 ミマタ!ヨロシク!”って。
最高じゃない。でしょ?」
ミマタさん、
気持ちはわかりますが
東さんは先輩ですよ。
しかも、たけし軍団の一番上の先輩なんですよ。
バックバンドって位置づけはちょっとおかしくないですか・・・。
「とにかくあの男はねぇ、東さんは、
頼めばちゃんとおつりが返ってくる男なわけ。
アル君、ちゃんとおつり返してる?」
ハァ・・・!?
おつりですか? 東さんのように
かっこいいおつりは返してるかどうかわかりませんが、
とりあえず、人に何か買い物を頼まれた時には
おつりと領収書は返してます。はい!
で
僕も東さんにはミマタさんと同じような思いを持ってたので、
「東さんのブログでの日記をまめに読んでるですけど
本当にストイックですよね。
マラソンもそうだし、
勉強なんてとんでもなく真面目にやっていて、
“文武両道”って言葉を実践してる方だなーって、
後輩の僕が言うのもあれですが、関心しちゃいますもん、それに・・・」
「こないだ殿にも舞台『お~い!竜馬』のチラシを
持って挨拶に行ったわけ」
・・・・・・。
東さんの話は終わってたようです・・・。
たびたびですが、ようやくわかりました。
まったく僕の話はノーサンキューなんです、おそらく。
ミマタさんの、インタビューでの「アル君どー思う」的な
問いかけは、会話を変えるときの単なるブロックなんです。
まったく、ややこしいYZAWAモードのミマタさんです。
「殿、機嫌よかったってのもあると思いますけど、
もー僕にバンバン話しかけてくるわけ。
僕なんかに気ィつかって話しかけてくれるわけ。
“どんな舞台なんだ?”
“東はちゃんとやってるか?”
“客は入るのか?”なんてね。
嬉しいじゃない、天下のビートたけしが
僕に気をつかってくれてるのが最高じゃない!」
うん、それは相当嬉しいですよ!
「次の映画の話なんかもしてくれるわけ。
殿が自分で映画の内容をうれしそうにするわけ。
“ミマタが舞台なら、俺は映画だ!”って感じよ。
そんな殿見ててミマタ思いました。
あれだけいろんなことやってきた天下のビートたけしが
まだワクワクするものがある。
夢中なれるものがある。
素敵じゃない、羨ましいじゃない。
アル君はワクワクするものある?」
どうせまた会話を変えるためのブロックだと思ったので、
思いっ切り無視して冷麺をすすっていると・・・
「アル君聞いてる!?ワクワクするもんみつけてる?」
えっ、今度はブロックじゃないの!?
少し慌てて仕方なく、
「そうですね、僕にとってのワクワクっていったら今はやっぱり・・」
「こないだ今田さんに、飲みに連れて行ってもらったわけ。
今田耕司さんに飲みに連れて行ってもらったわけ。」
・・・って、おいっ!!
やっぱりブロックかい!どっちなのかハッキリして下さいよ!
ここだけの話、今回のインタビューは6時間に及ぶ
超ロングインタビューになってしまいました。
どこまでも天然、いやピュアなミマタ語録の数々。
続きは、今週木曜に更新します。
お楽しみに!!
(インタビュー&構成:アル北郷 編集長:どっこいサブ)
劇団『マッチョドラゴン』
三又忠久旗揚げ公演
「お~い!竜馬【青春編】」
新宿シアターサンモール
2006年8月2日<水>~7日<月>
料金:前売り5500円 当日6000円(全席指定・税込み)
お問い合わせ:劇団マッチョドラゴン制作部03-3774-8655
有限会社マジックファクトリー03-3778-7566
チケットぴあ(Pコード:370-308)
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