プロフィール

三又忠久


三又又三

(みまた・またぞう)
1967年5月27日生まれ。岩手県出身。
仙台育英高校時代にはレスリングで県大会2位(60kg級)の実績を持ち、新日本プロレス入りも考えたという。
2005年より武田鉄矢原作、小山ゆう作画の名作漫画『お~い!竜馬』を自身の企画・プロデュース・主演で舞台化、そのまんま東、宮川大輔らを共演者として迎えるなど、ライフワークとして精力的に展開しつつ、単独ライブ『三又又三のかく語りき』を定期的に開催。
2009年2月、北野武監督作品、映画『アキレスと亀』で東スポ映画大賞新人賞受賞。
出演DVD『大輔宮川のすべらない話2』、好評発売中!

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【舞台『お~い!竜馬』大成功】

「北郷、今日は銭湯でやるか!」



気温が30度を超えた真夏の昼下がり、
今回のブログのインタビューは新中野の銭湯でやることになりました。

午後3時、待ち合わせの銭湯にやってきたのは、
頭を綺麗にそり上げ、大きめのサングラスに作務衣姿のミマタさん。
時期が時期だけに、
まるで亀田興毅のコスプレのように見えるの僕だけでしょうか?

一風呂浴びてから銭湯の一角でインタビュースタートです。

僕はバスタオルを腰に巻いてから、
ノートを広げ、ボイスレコーダーのスイッチを
わざとミマタさんの目の前でオンにして、
例によって矢沢モードになるのを待ちます。

待つこと1分、素っ裸でフルチンのミマタさんが語りだしました。



「アル君・・・恋って切ないな?」





・・・おやおや。
先日、大盛況で終了した舞台『お~い!竜馬』のことを
たっぷりとお話されるのかと思っていたら、
いきなり恋が切ないなどと語りだしました。



風呂上がりでのぼせてるのでしょうか・・・




「今好きな人がいるわけ。恋焦がれている人が出来たわけ。
恋って残酷だな、恋ってずるいな、でも恋ってステキだな!」



・・・・・・。



連日のこの暑さに
やっぱりのぼせてしまったようです。
恋、恋って中学生じゃないんだから。
しかも、
何がどう切なくて、
誰が好きなのかさっぱりわかりません。
独りよがりの恋賛美にも程がありますよ。




「メールするのもドキドキするわけ。
返事来るかな?文章長くないかな?嫌われないかな?
もう全てが彼女に支配されてるわけ。
で、彼女には僕のこんな強い思いはまだ届いてないわけ。
今はまだ片思いなわけ。
アル君、片思いは体に悪いわ。
だってこんな思いは中学生以来なわけ。
正直オナニーの数も減ってますから、この夏のミマタは・・・・」



「は~!?」
オナニーの数が減った・・・!?
そんなカミングアウトいりませんよ!


「正直殿に誉められるより、
今のミマタ、その子に誉められたいわけ」

「よっぽど好きなんですね、その人の事が」


「アル君は恋したことないから僕のこの気持ちはわからないでしょ」



ミマタさん、訴えますよ!



「恋は片思いだけど、
僕のもう一人の恋人、舞台『お~い!竜馬』は
今年もばっちり決まりました。
それはもーばっちり決めました。
アル君も観にきたからよく知ってると思いますけど、
凄かったでしょ。2006年版の『お~い!竜馬』は?」


「はい、パワーアップしてましたね」


「バージョンアップですよ、もーそこはばっちりでしょ」




バージョンアップ?
多分、最近覚えたばかりの言葉なんでしょう。
とりあえず、
やっと舞台の話になりました。よかったよかった。


「恋に舞台にと、今年の夏は大変なわけ!ミマタ大変よ。
そこんとこわかるアル君?」


恋の方は正直どうでもいいので、
舞台『お~い!竜馬』について色々質問しときます。


「去年よりお客さんも入って大盛況だったみたいですもんね」


「1000人ですよ、去年より1000人多く客が入って、
3000人超えたわけ!」


やっぱりです。
誉めるとすぐそっちの話にいくミマタさんでした。



小山ゆう先生は2回も観にきてくれてましたから。
去年は終わったあとに小山先生に言われた最高な言葉があったでしょ。
“ミマタ君、今回の竜馬は何人入ったの?”
“2000人です”
“日本の人口は一億でしょ。
まだまだミマタ版竜馬を見てない人が一杯いるんだね”
去年はその言葉にジーンときたわけ。
もーしびれたわけ。
今年は今年でまた先生にやられました、しびれました。
先生曰く、

“ミマタ君、僕が描きたかった竜馬って、
もしかしたらミマタ君が演じてる竜馬だったかもしれないな”

ですって!
もーミマタ体が震えました、これ以上の誉め言葉なんてないわけ!」


「それ凄いですね」


「凄いわけ、これはもー凄いわけ。
アル君、凄いの凄くないのってそれは凄いわけ」




凄いのはいいのですが、何回“凄い”って使ってんのよ!


間をあけると恋の話に戻りそうなので、
やっぱり竜馬の話をぽんぽんと投げかけます。


「今年はなんといってもそのまんま東さんの勝海舟がよかったですよね」


「東さん最高よ。
やる前はみんなから“東はきっと言うこと聞かないぞ”
“舞台壊されるぞ”なんて言われて、
殿にも、“東大丈夫か、出来るのか?”
なんて散々言われたけど、全然そんなことなかったわけ。
もーそれは120パーセント、
僕の言うとおりの勝海舟を演じてくれたわけ。
なに一つ文句なんて言わず、きっちりやってくれたわけ。
舞台はねたら、
僕と東さんの間にはぶっとい絆が出来てましたから。
信頼関係120パーセントの絆が出来たわけ。
そこには先輩後輩なんて言葉じゃ表せない関係が出来たわけ。
二人だけの関係が出来てました!自然とね!」


「まじめにちょっといい話ですね」


「これが舞台のすごいとこなわけ。
一つのものを作り上げたら自然といい関係ができちゃうわけ。
その連続ですよ、舞台ってその連続なわけ!」


「その連続ですか」


「東さんが選挙に出るとか出ないとか言われてるけど、
僕は真意の程は知りませんよ。
知らないけど、もし出るなら、
東さんが選挙に出るならミマタやりますよ。
応援演説で選挙カーの上に乗って、
金八のカッコでばっちり応援します!
バカチン応援演説しますよ!
ミマタが応援したら、
一万や二万の票が軽く動くでしょ?」



はっきり言って動かないと思います!

下手したら逆効果ではないでしょうか・・・・。



「アル君も選挙出るときは言ってよ!
ミマタ、このミマタ駆けつけますから!」



自分、政治には何の興味もないのでお気持ちだけいただいときます。



「僕と大輔(中岡慎太郎役の宮川大輔)とのやりとりが、今回も方々で絶賛されてるわけだけど、
アル君もやっぱり絶賛なわけ?」

「そうですね、あのシーンはこの舞台の定番ですよね。
水道橋博士もあのシーンは
“去年より伸び伸びとやっててやっぱり最高だな”って
言ってましたよ」


「博士はなんでもお見通しですよ!
博士にお中元届けに行かないとな」




誉められてお中元って!

わかりやすいお人です。
でも
ホントにオープニングとエンディングの二人のシーンは
最高なんだよな。


*この続きは、次週火曜日にアップします。乞うご期待!

(インタビュー&構成:アル北郷 編集長:どっこいサブ)

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