プロフィール

三又忠久


三又又三

(みまた・またぞう)
1967年5月27日生まれ。岩手県出身。
仙台育英高校時代にはレスリングで県大会2位(60kg級)の実績を持ち、新日本プロレス入りも考えたという。
2005年より武田鉄矢原作、小山ゆう作画の名作漫画『お~い!竜馬』を自身の企画・プロデュース・主演で舞台化、そのまんま東、宮川大輔らを共演者として迎えるなど、ライフワークとして精力的に展開しつつ、単独ライブ『三又又三のかく語りき』を定期的に開催。
2009年2月、北野武監督作品、映画『アキレスと亀』で東スポ映画大賞新人賞受賞。
出演DVD『大輔宮川のすべらない話2』、好評発売中!

三又又三のかく語りきVol.9
2009スペシャル
日時: 11月29日《日》
開場18時 開演18時30分
会場: 浅草 東洋館 《元フランス座》
日時: 2008年11月12日(水)~
16日(日)
お問い合わせ:
オフィス北野
03-3588-6135

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【あの超大物も祝福に・・・!?満員御礼、舞台『お~い!竜馬』】


「今回、稽古場が西新宿の廃校になった小学校を利用したところだったわけ。
そこには校庭もあるからテレビのバラエティー番組なんかがよくロケにも使ってる場所なわけ。

やっぱり僕に何か引き寄せる力があったんだろうね。
TBSの『リンカーン』のロケでダウンタウンが来ましたよ。
舞台『お~い!竜馬』の稽古してたらダウンタウンがロケでやってきましたから。

浜田さんとは竜馬話で盛り上がったわけ。
だって浜田さん、
前に三谷幸喜さんの脚本で日テレでドラマ『竜馬におまかせ』を
やってた人なわけ。
なんでも聞けば小山ゆう先生の『お~い!竜馬』を読んで、
竜馬を勉強してドラマやったわけ。
だから竜馬に詳しいわけ。
“ミマタ、舞台でどこまでやるんだ”なんて
ばっちし聞いてきましたから」

「そうなんですか。ダウンタウンさんが稽古場の
近くにロケにきたってのも凄い偶然ですけど
浜田さんと竜馬の話が出来たってのもかなりの偶然ですよね」

「偶然を呼ぶのがこのミマタなわけ!」




とりあえずそこは聞こえないふりしときます。


「松本さんとはお話されたんですか?」

「松本さんに言ったわけ。

“松本さんのおかげで僕のホモ疑惑は、世間にさらに真
実味を増してます!”ってそしたら松本さん笑ってました」


確かに松本さんは『ガキの使い』なんかで、
ミマタさんがホモらしいってかなり言われてましたっけ。

「稽古中にそのまんま東さんがドラマで柄本明さんとご一緒してたわけ。
僕も以前、柄本さんと紀伊国屋のDVDコーナーで偶然会って、
お話したことがあったから、
東さんに柄本さんによろしく言ってくださいと伝えてもらってたわけ。
したら、
稽古場で休憩中に誰か僕の顔を覗き込む人がいるわけ。
それ、柄本さんよ。
柄本さんが今度自分のところの東京乾電池の芝居で
稽古に使おうと思って稽古場の下見に来てたわけ。
これも凄い偶然じゃない?アル君」

「はい、たしかに凄い偶然ですね」


「偶然を呼ぶのがこのミマタなわけ!」




やっぱりそこは聞こえないふりしときます。
だってここでうなずいたら、
調子にのって偶然についてペラペラとしゃべりだすのが目に見えてますから。


「稽古場でダウタウンさんに会って柄本さんにも会って
いい感じで本番に望めましたね」

「ちゃんとやってれば神様は裏切らないわけ。
おてんとう様は見てるわけ。

アル君、ミマタはアル君見てるわけ!」




なんだかさっぱりわかりませんが、

そろそろ大分時間もたったので
切り上げようと

「ミマタさん、舞台成功おめでとうございます
来年もがんばってください」



「アル君は霊とか見る人?」


やっぱりまったっく話を聞いてないし、
いきなり霊が見えるかと聞かれてしまいました。

困ったな・・・・



「霊ですか、僕はまったく見ない・・」
「僕はまったく信じないわけ、これぽっちも興味ないわけ」


いつものようにまったく僕の話など聞く耳なしです。

「今回の舞台で最後に僕が長台詞を言う場面があるわけ」

「はい、あそこは見せ場ですよね」

「そう、あそこ見せ場なんだけど台詞が長いのよ。
僕はいつも目線を定めるために、客席の一番後ろにある
ブースの中に小さく光ってる赤い光を見て台詞を言ってたわけ」

「はいはい、去年一緒にやってたのでわかりますよ。
目線がキョロキョロしたら気持ち悪いですもんね」

「そういうこと!
で、今年も毎日そのシーンで赤い光をみながら
台詞しゃべってたら、楽日の前の日かな、
緑の煙のような影のようなものがもわーっと見えたわけ。
もーはっきりと見えたわけ」

「緑の影ですか?」

「もーはっきりと霊以外に考えられない緑色の何かが見えたわけ。
アル君、ついにミマタに竜馬の霊が挨拶に来たってことでしょ、
これ?」


そうなの !?


「100歩譲って何かの見間違いにしても
そのくらい気持ちが入ってたってことなわけ。
気持ちが入れば霊の一つも見えるもんなわけ。
アル君、この夏霊見てる?気持ち入ってる?」


非常に答えにくい質問だな・・・・
っていうか、
霊なんて出来れば見たくないんですけど・・・・


「よーするに、
今年の舞台『お~い!竜馬』は全てにおいてバージョンアップ
してたってことなわけ。そーいうーことでしょ」

それはそれでそうーですけど、
最後の霊の話ってのはどうなんでしょ・・・

とりあえず銭湯にお客さんが増えてきたし、
もー2時間もいるので、
「ミマタさん、恋も仕事もがんばってください」
と締めて
「今日はこの辺でいいんじゃないですか」
と切り出し勝手にボイスレコーダーのスイッチを切りました。

僕がスイッチを切ったのを確実にチラ見してから、

「北郷、もーどうにかなりそうだよ。
俺、今恋に恋してるわ。
は~切ないないわ・・・全然ハッピーじゃないわ。
北郷、恋してる、アー・ユー・ハッピー・アッハ~ン?」

昼下がりの銭湯の片隅で、おじーちゃんに混じって
素っ裸のフルチン姿で大きなため息を一つ付いたミマタさん。
とても恋してるようには見えないと思うのは僕だけだろうか・・・・

(インタビュー&構成:アル北郷 編集長:どっこいサブ)

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