あなたに褒められたくて・・・
「こないだ玉さん(浅草キッドの玉袋筋太郎さんね)の家へ
遊びに行ってさ、
息子のあっくん(アキヒロ君です)と3人で
阿佐ヶ谷まで餃子を食べに行ったんだよ」
いつものようにミマタさんが喋りだしました。
「玉さんの家から阿佐ヶ谷まで結構な距離あるんだけどさ、
あえて玉さんとあっくんと俺の3人で散歩がてら
歩いて餃子を食べに行ったんだよ」
「阿佐ヶ谷の餃子って@@@@ですか?」
「おーそうだよ、お前行ったことあるか?」
「はい、凄く美味しいですよね。
いつ行っても混んでるし、よく玉さんの日記(←リンク)にも出てきますよね」
「でよ、玉さんとあっくんがちょっと先に歩いててさ、
俺は後ろからついてく形で二人の後ろ姿見てたんだけさ、
これが、いいんだよ~。
二人で楽しそうに喋りながら歩いててさ、
あっくんも中学生でそこそこ大人だろ。
男同士、なんか楽しそうでさ」
「それってなんかわかりますね」
「でよ、店について軽く飲みながら餃子食ってたらさ、
またこれがいいんだよ。玉さんのするしぐさとか食べ方を
あっくんも同じようにやるんだよ、似てるのよ。
玉さんそっくりなのよ!
親父と息子っていいな~、って純粋に思ってな、
俺も結婚してえな~、なんて単純に思ったんだよ」
そういえば玉さんとミマタさんて全くの同い年で同級生なんです。
ミマタさんも結婚して息子がいたってなんにもおかしくない年なんですよね・・・。
「北郷、結婚っていいな~」
「そうですね」
ミマタさんはいつも玉さんと飲んだり仕事をしたりすると
必ず僕に「こないだ玉さんがこうでさ~・・・」なんて、
それはそれは楽しそうに話すのです。
もちろん、同級生ってのもあるんだろうけど、
ホント、ミマタさんって玉さんが好きなんです。
「ミマタさん、玉さんといるとほんと楽しそうですよね」
「だって楽しいんだんもん。
面白いしさ、絶対間違ったこと言わね~だろ」
「そうですね。
僕も何度か玉さんにご飯を連れて行ってもらったり、
飲みに連れて行ってもらったりしたことありますけど、ほんと楽しいですよね。
特にお酒を飲みに行った時のお店選びから注文の仕方まで
とにかく凄いですよね」
「そうそう、気が利いてるっていうか、完璧だろ。
もう~玉さんにまかせておけば間違いないんだよな」
はい、ホントそうなんです。
僕が言うのもアレですが、
玉さんは新宿生まれの新宿育ちの街っ子ですから、
野暮じゃないていうか、粋っていうか、
とにかく凄いんです!
だって子供の頃に自転車で新宿界隈を走り回ってたんですもん。
目に入ってくるものが違いますよ。
スケベで怪しいネオンが自然と入ってくるんですよ。
田舎で育った子供とはカルチャーが違いますって。
「岩手生まれで仙台育ちの俺にしたら玉さんて、ホント羨ましいよ」
「そうですね。
ミマタさんって、
やっぱ田舎の人だから粋とかにはほど遠いところありますもんね」
やばい、つい口走ってしまった!
「うるせー、この野郎!!
埼玉育ちのお前に言われたくないわ!」
これはごもっともです!
後輩として行き過ぎた突っ込みでした・・・すいませんです。
「ほら、あっくんが空手やっててさ、
大会に出るからってんで俺も玉さんと一緒に
セコンドでついていった話したっけ?」
「いえ、それ知らないっすね」
「3年くらい前かな、あっくんの出る空手の大会に俺もついていってさ、
やっぱり小さい頃からあっくんを知ってるだろ。
だから感情移入するんだよ。
めちゃくちゃ気持ち入っちゃって応援してよ。
で、
玉さんがビデオカメラ回しててさ、
あっくんが負けたとき俺泣いちゃってさ。
知らない人が見たら俺があっくんのお父さんなの?
なんて思われるぐらいワンワン泣いちゃってさ、後ろでビデオ回してた玉さんに
“どっちが親父だよ!”って突っ込まれちゃってよ。
玉さん言ってたもん。
“俺ももちろん悔しくて泣きそうだったけど、
あんまりにもお前がワンワン泣くから逆に泣けなかったよ!”って。
その時ばかりは完全にあっくんが俺の息子になってたもんな」
なんかそれ、目に浮かぶな~
ミマタさんってすぐ感情移入するからな~
前に俺と普通に昼間ラーメン食べてたら、
いきなりポロポロ泣き出したことあったのよ。
「ミマタさんどうされたんですか?」
って聞いたら
「いや、俺は悔しいんだよ」
って言うのよ。
俺はなんかミマタさんが仕事で嫌なことでもあったのかなって思って、
「ミマタさん、何があったか僕は知りませんが、
済んじゃったことはいいじゃないですか。
いつものミマタさんで楽しく行きしょうよ」
なんて、
後輩らいしくなぐさめてたら、
「そうじゃないんだ、北郷。
違うんだよ。
俺が悔しいのはお前が売れてないのが悔しいんだよ~」
え~~~!
俺のことですか~!?
「北郷が売れてないのが
俺には悔しいんだ!!」
思いっきり昼間にラーメン屋で号泣しだしたことあったもんな。
俺のために泣いてくれたのは嬉しかったけど、
ミマタさんから泣かれる程売れてない俺ってどうなの?
なんかそんなこと思い出してしまいました・・・
「俺さ~、今玉さんと会ってるときが一番楽しいな。
同級生っていいよな~」
うん、そうですね。
ほんとそれは羨ましいです。
「去年の舞台『お~い!竜馬』の時も玉さん観にきてくれてさ、
留守電で泣きながら褒めてくれてさ、“ミマタよかったぞ~”って
あれはホントうれしかったな~。
なんか玉さんみたいに粋な人に褒められると倍うれしいだろ」
それもよくわかります!
自分も玉さんや博士なんかに褒められるのが一番嬉しいと思いますもん。
って
そんなことを思ってたら、
「やっぱりあれか。
北郷の場合だと
俺に褒められるのが一番嬉しかったりするのか?」
・・・・・・。
いきなり予想してなかった質問です。
とりあえず、
「そうですね、ま~・・・」
と、なんとなく返事しといたら、
「だろうな~。
俺に褒められると嬉しいんだろうな~。
わかるよ北郷、お前のその気持ちはよーくわかる。
いろんなことで俺に褒められるように頑張れよ。
そうすればお前もハッピーだろ」
なんか話が玉さんのことからそれて変なことになってきたぞ。
「よし、ちょっと時間早いけどオールナイトニッポンやっとくか?」
え~、今ですか!?
まだ昼の1時よ!!
「ミマタさんさすがに昼間じゃ僕もテンション上がらないですよ。
ちょっと勘弁してくださいよ」
「そうか~、昼間じゃダメか~。
ここでな~、お前が是非やりますってなれば、
俺も気持ちよく褒めらたんだけどな~」
なんだその自分勝手な褒めモードは!
「じゃーとりあえずラーメンでも食って、
サウナでも行って、帰ってきてファミスタで3試合ぐらいしてから
オールナイトニッポンやるか、いっとくけど俺日ハムで
お前楽天な」
やっぱり今日も楽天か!
「今日の予定が決まっていいな~。
北郷俺にもほめさせてくれな~。
ほめてほめられて二人でハッピーになろうぜ・・・・ムフフフフ
アーユーハッピー?」
全然ハッピーじゃないわ!
なんとかサウナだけで帰りて~