4才
変身ベルトを腰に巻いた。僕は本気でバロムワンになれると思った。ボップを投げた。マッハロッドに変わるはずのボップが少し割れた。庭の壁から本気で飛び降りた。足の裏がビリビリ痛かった。変身ベルトを巻いたまま 夕方、近所のトキコおばちゃんの家で御飯を食べた。テツ兄が「バロムワン強いなぁ。」と言って僕に参ったした。ショウゾウおじちゃんが帰って来た。時代劇が始まった。僕はバロムワンに成りきりハシャイでいると「ターボ、うるさい!」とショウゾウおじちゃんに怒鳴られた。半泣きしながら普段トキコおばちゃんに送って貰う道を一人でボップをビービービービー鳴らしながら帰った。僕はバロムワンに成れないと心から思った。めちゃくちゃ寂しかった。