勝負
司馬遼太郎「竜馬がゆく」と古今亭志ん生「なめくじ艦隊」。断然 志ん生「なめくじ艦隊」が面白い。何故なら どこまで行っても「竜馬がゆく」は司馬先生の創作、作り話だからだ。リアリティが全くない。僕が「竜馬がゆく」を読んだ感想は司馬先生の竜馬はカッコ良すぎで なんか嘘臭いが正直な感想。ある雑誌のインタビューで司馬先生は「竜馬がゆくを書いてる時は僕は女性の気持ちになって書いてました。理想の男性像をイメージして書きました。」とある。答えが出ている。リアリティのないカッコイイ竜馬、三又又三の気持ちが動くわけがない。カッコ悪い事がカッコイイのが本当のカッコ良さ。だから僕はビートたけし、松本人志、浅草キッドが好きなのである。その点 志ん生「なめくじ艦隊」は凄すぎる。カッコ悪さの連続。だからカッコイイ。極めつけは志ん生自分自身の事だから文句のつけようがない。僕は志ん生「なめくじ艦隊」のカッコ良さを知るのに司馬先生「竜馬がゆく」を経てやっとわかったのだ。司馬先生に感謝します。そして志ん
生のCDを今聴ける豪華さ。最近眠れない夜が怖くないのは志ん生のCDと本のお陰。僕の芸人としてのヒントが全て志ん生の「なめくじ艦隊」一冊に詰まっているのです。まさか41才で こんな面白い人物を知る事ができるとは感動です。でも なぜ志ん生を僕がここまでリスペクトするのか、それはビートたけしが僕に言った一言がキッカケです。殿、あの言葉ありがとうございました。一生感謝します。