2007年02月13日
追悼ナベゾー
イラストレーターの渡辺和博氏が亡くなった。
肝臓がんでの死、56歳ーー。若すぎる。
渡辺さんとは10年以上前に友人の紹介で知り合い、広尾の事務所に遊びに行ったり、近くのタイ料理をご馳走になったり、カラオケをしたりもした。カラオケのレパートリーは当時流行っていたエヴァンゲリオン。その他にもアニメの主題曲が多かった。
渡辺さんはほとんどお酒を飲まなかった。友人と私は大酒飲みで、渡辺さんはそんな私たちに「もっと飲んでいいよ」などとニコニコしながらご馳走してくれた。
だから仕事を一緒にしたことはない。ただ、時折事務所に遊びに行ってはご馳走になるという関係だった。
その後、肝臓を悪くして入院され生体肝移植の手術をした。友人とともにお見舞いにいくと「医者が驚くほど手術はうまくいったんだよ」といって、ベッド上のパソコンで早速仕事をしていた。この時、家族の話(入院の際、息子さんが運転して病院まで連れてきてくれた、など)を始めて聞いた。
当時世間を騒がせていたホリエモンに関しても、相変わらずのナベゾー節で、面白おかしく揶揄したり噂話を披露したりとの様子に、ほっとしたものだった。
昨年夏の休日だったと思う。深夜12時半くらいに渡辺さんから電話があった。
なにを話すというわけではなかったが、「元気?」「なにやってる?」という会話をしたのが最後だった。
お通夜には少し遅れていったが、かなり多くの人々が渡辺氏の死を悼んでいた。
『噂の真相』が休刊してから、仕事などでお世話になった人が何人か亡くなった。
ほとんど連絡をとっていなかったため、しばらく経ってから亡くなったことを知ったケースもあった。共通してまだ40、50代という若さでの死だ。
私も既に40代。いろいろ考えこまされてしまう渡辺さんの死だった。合掌。
と、少々落ち込んでいる私の目の前に6歳のユウタがいる。宇宙戦艦ヤマトの歌を大声でがなりたてている。
いつもは「うるさい!」と怒鳴ってしまうところだが、思わず、そのツルツルのほっぺに頬擦りをしてしまった。
若いって素晴らしい! いや本当はうらやましい、いや、嫉ましい?