2007年09月21日
安倍さんのお腹
私は作家・室井佑月の秘書である。しかし室井女王様はそうは思っていない。
「原稿をパソコンから抹殺するわ、事務仕事とか苦手な役立たず! お前は秘書ではなく用心棒だ」
秘書になってからすぐにそういわれた。
そして最近になってようやく自分の役割に気付いてきた。
<トラブル処理係り>
女王様の周りはトラブルが多い。
以前は映画館で子連れの父親に絡まれ、警察まで呼ぶ事態になったこともあった。
売られた喧嘩は買う、それが女王様のポリシーらしい。でも私は全然違う。なるべくなら無用なトラブルは回避したい。『噂の真相』なんていうスキャンダル雑誌にいたが、私にとって本当に”大切なこと”以外は、なるべく波風を立たせたくない。みんなが傷つかない方がいい、そう思っている。
でもトラブルが多い女王様は”大切なこと”が私よりずっと多いんだろう。
正論をかざし、正面突破を目論む女王様。「もっと穏便にしよう」と説得する私。「ダメ」と許さない女王様。
仕事のトラブルも多い。これは”大切なこと”だから女王様とよく話し合ってから対処する。でも女王様の怒りを半分くらいにして相手には話す。そのままストレートに話すのは相手にとっても、女王様にとってもよくないと思うから。私はずるい。
トラブル相手と電話をしていると、「違ーーう!!」といって私から受話器を奪い取り、直接話し始める女王様。
「はぁー」とため息をつく私。
こういった時は私のプライベートでもトラブルが多いもの。トラブルが何重にも重なっていく。
友人に相談したら「秘書なんだから室井を矢面に立たせないようにするのが仕事だろ。電話を奪われたら奪い返せ。当たり前だろう」
説教されて怒られた。うーーまたストレス。
だから最近の私は安倍さん状態だ。安倍さんとはもちろん安倍晋三首相のことだ。
ここ数日お腹が安倍さん状態。
でも痩せない。なぜだろう。