2008年02月07日
初めての雪祭り
毎週火曜日、女王様はテレ朝の「スーパーモーニング」出演の日だ。
私は女王様が出演している時間はかなりの確立で寝ているので、あまり観たことはない。午後、私が出社する頃には事務所に戻っている女王様。
そして今週の火曜日。私が出社するなり変なことを言い始めた。
「今度の金曜日と土曜日って仕事はいってないよね」
「うん」
「雪祭りに行こうよ」
「どこの」
「雪祭りって言ったら札幌に決まってるでしょ。北海道!」
「何で?」
「だってスパモのVTRで雪祭りやっててどうしても行かなくちゃならないって思ったんだ。いいよ、行こうよ」
「無理。週末は締め切りとか長い原稿とかあって忙しい」
「なーに忙しぶっちゃって。暇くせに。そんなのどうにでもなるよ。しかも仕事。私の雪祭り取材なんだから」
私はそれでも渋っていた。本当に忙しいから。それで諦めさせようと言った。
「今はトップシーズンだし、ホテルや飛行機とれるかわかんないよ。取れても正規料金で高いよ」
「何いってんの。金はある。カンバの分ももちろん出してやる。雪祭り見たことないんだろぅぅぅ~」
そこまで言われたら仕方がない。
女王様に指定された札幌市内の温泉つきホテルをネット検索し、電話をかけた。たぶん無理だろうと期待して。
「少々狭くなりますが、お部屋は用意できます」
<うヴェ、まじ?>
一瞬そう思ったが、この時点で私のターボはかかってしまった。
隣で見ていた女王様はゼスチャーでしきりにOKを出す。私もゼスチャーで、指を3本立てた。ホテル代3万円。女王様は再びOKサイン。
「では大人2人、子供1人でお願いします」
予約をしてしまった。
電話を切ると、「ほーらね。ホテル取れたじゃん」と得意げだ。
そんな女王様を無視して、今度は航空会社に電話する。こうなったら絶対に行ってやる。
飛行機は以外とすんなり取れた。なにせ正規料金。代理店ではなく、直接航空会社に電話すると取れるものだ。しかーーし。大人2人、子供1人で計146、800円なり。
高っけーーぞ、札幌。韓国の2泊3日くらいは簡単に行けそうだ。
でも私のテンションは一気に上がっていく。高くてもどうせ人の金だ。私の金ではない。
<ククックックック>
仕事はそれまで必死にやれば、どうにかなるだろう、と1人自分を納得させた。楽しいことには流される。断れない。張り切って遊んでしまう。悲しい私。
女王様は既にネットの情報収集に余念が無い。しかも格安パックを見つけて「お前のせいで大損だ!」と怒っている。でももうパック旅行はとっくに締め切られているはずだ。
「せっかく必死で手配してやったのに。本当に男らしくない!」
「男じゃねーし。ま、おまえの男よりはよっぽど出来がいいけどね」
むかつくが仕方ない。高い金を払ってくれるんだから。
あとの心配はひとつだけ。このブログを私の担当編集者が目にしたら!? 怖い。読んでいないことを祈るばかりだ。