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    <title>神林広恵ブログ</title>
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    <updated>2008-03-24T09:00:14Z</updated>
    <subtitle>裸の女王様と噂の女</subtitle>
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    <title>ダイエット</title>
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    <published>2008-03-24T08:57:58Z</published>
    <updated>2008-03-24T09:00:14Z</updated>
    
    <summary> 　女王様一家や友人らと飯を食いに行った。お寿司屋さんへ。 　何気なく連載してい...</summary>
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　女王様一家や友人らと飯を食いに行った。お寿司屋さんへ。
　何気なく連載している『婦人公論』の話をした。取材で美容整形外科に行ったのだ。
「松嶋菜々子にしてくれ」と。
　その詳細は『婦人公論』（5月7日号）を読んでもらうとして、美容整形の話って女の食いつきが違う。
「で、どこをどう治すと、菜々子になるんだって？」
「それは、いくらくらいで可能な野望なのか？」
　みんな興味津々な様子。座は盛りに盛り上がった。酒もすすんだ。
　友人Ｄの一言が出るまでは。
「てかさ、あんた、顔の整形の前にすることがあるだろ」
　失礼な。わかってるよ、痩せろっていいたいんだろう。
　その友人は最近ダイエットに成功し、5キロだか痩せたらしい。だもんで、少し調子ずいている。ムカつく。
「デブの敵は元デブか」
　女王様がおかしそうにつぶやく。そしてユウタに向かって、
「おまえはいっぱい食べなさい。うちの家系にデブはいない。そのことにいずれ感謝するようになるだろうよ。可哀相に、カンバは同じものを食べても太る」
　なんてふざけたことを言い出した。
　たしかに、うちの家系はみな体格がいい。でも最近ユウタは太ってきているように感じる。同学年の子供に比べかなり巨大だ。靴のサイズは既に23センチ。サンダルは私たちと共有だ。私はそのことを話した。すると女王様は、
「じゃあ、うつったんだ。小さなユウタは抵抗力がないから。みんな、この女から離れてください。カンバのデブはすごい感染力です。絶対におなじ箸を使ったりしてはいけません」
　なんてことをいいだした。友人たちも女王様のアホな話に乗ってくる。
「ええーっ、やばい。あたし疲れてて抵抗力がないんだよね」
「ねえ、この焼き魚、おなじ皿からってやばいかしら」
　アホか。ムロイのアホの方が感染力が強いと思うけどね。ってかユウタは決して小さくない。何度も言うようだけど恐ろしいほど巨大だ。
　あまりに腹立たしいので、昨日よりダイエットを始めた。10何回目のダイエット。
　朝一錠飲むと、夕方までお腹が減らないというサプリを貰った。これで2週間ほど頑張ろう。奴らを見返すために。
　１日目（昨日）、確かに夕方までお腹はすかない。朝昼は何も食べず夕飯は焼き肉にした。このダイエットは夕飯は何を食べてもいいらしい。
　今日の朝9時、体重計に乗った。０・１キロ増えていた。おかしい。
　すぐにサプリを飲む。午後2時、お腹がすいてイライラし始めた。仕方がないので、事務所に女王様がストックしてあった「赤いきつね」を食べた。麺は半分残した。えらい。
　でも、なんだかおかしい。空腹感がなくなるサプリのはずではないのか。本当に痩せるのか。カップうどんなんか食っちゃったぞ。
　不安になってきたので、今日は早く帰ってビリー隊長のブートキャンプをやろうと決意した。
「今日の夕飯はトン汁だよ！」
　女王様が台所から叫んでいる。
「今日は食べない。明日も食べない。しばらく食べない」
　でもお腹はグーグー鳴っている。


        
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    <title>アジト　２　放置プレイ</title>
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    <published>2008-03-18T14:39:21Z</published>
    <updated>2008-03-18T14:40:30Z</updated>
    
    <summary> 　もちろん事務所に帰ってからママに謝った。大事なご子息に涙流スプレーぶっかけた...</summary>
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　もちろん事務所に帰ってからママに謝った。大事なご子息に涙流スプレーぶっかけたのだから。
「いいよ、いいよ、ユウタも楽しかったみたいだし。なかなかできない経験じゃ」
　一方の私はそれ以来、旧『噂の真相』編集部（アジト）から足が遠のいた。あそこにいくと、スプレー事件の時の胸クソ悪さが再現されそうで。
　でも、岡留前編集長から貰う約束をしている液晶テレビとパソコンを貰いにいかねば。誰かに取られる前に！！　決意して取りにいった。ゲットした。岡留の最新の著書も一緒に。
　「幻視行日記」（七つ森書館　3月1日発行　１６００円）
『噂の真相』休刊後の岡留が書き綴ったブログをまとめたものだ。
　これを読んでいて、ある記述に目が留まる。このブログはこうして一冊の本にまとめられる以前に月刊誌『WｉLL』でも抜粋連載されていた。『WｉＬＬ』は花田紀凱氏が編集長をつとめるタカ派雑誌だ。結構売れてるらしい。
　しかし連載途中で、なぜか岡留の連載が掲載されない事件が起こった。ゲラもチェックして入稿したはずなのに。ところがその後も4カ月も原稿の催促はおろか、連絡もなかったという。放置プレイ。そして連載は自然消滅。
　その真相はそのうちに明らかになるだろうが、実は私にも同じような出来事があったのだ。
　ある出版社で本の企画。著者は別におり、その構成・ライティングのお手伝い。
　打ち合わせをして、著者と私で順調に作業は進んだ。が、気がつくと担当編集者からは１カ月以上も音沙汰がない。こんなことは初めてだ。何か起こったのか？　著者とは頻繁に連絡をとり、いくつかプロットの変更もあった。そのまま進めているが、編集部の意向はこれでいいの？
　　いくつかの疑問符が頭をよぎるが、「（条件面も含めて）また連絡します」といわれているから、待ったほうがいいのか。しかも1カ月も放置されると、こちらから連絡するのもなんだかしゃくになってきた。でも締め切りはいつ？　最初は2月一杯といわれたけど、いろいろあってもう少し延びるみたいなことを言っていたが、もう３月。連絡がない。
　仕方ないから連絡したら「２人で作業が進んでいるのかと思いました」とのメール。
　もちろん、進めてるけどさ。
「作業を進めてください」
「今後も連絡がない場合、異論がないものとして進めていただいて結構です」
　今、編集者はこうなっているのか。
　なるほど。
　そんなことはさておき、岡留本は結構面白い。沖縄でゴルフやキャバクラにうつつを抜かしていると思っていたが、押さえるところは押さえている。いろんな活動もしてるみたいだし。沖縄の某政治家とは頻繁に会っているようだ。
うん？　出馬か？　まさかね。



        
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    <title>アジト</title>
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    <published>2008-03-17T07:54:20Z</published>
    <updated>2008-03-17T07:56:32Z</updated>
    
    <summary>　室井事務所からも程近い、旧『噂の真相』編集部に久々に行った。今年はじめ「内外タ...</summary>
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        　室井事務所からも程近い、旧『噂の真相』編集部に久々に行った。今年はじめ「内外タイムス」で『噂の真相』復活か！？　という記事が出てから、前編集長だった岡留安則が「あんなこと書かれたから、腹いせに（？）事務所を一旦撤去する」と言い出し、引越し作業を手伝うことになったためだ。といっても、室井事務所スタッフでもあるさなえちゃんが陣頭指揮を執り、私はちょっと陣中見舞いに行っただけ。しかも、暇そうにしていたユウタを連れて。
　歩いて5分ほどの距離のお散歩気分。
『噂の真相』事務所に入ると、ダンボールの山が積み上げられている。
「カンバ、ここは誰のアジト？」
　ユウタが私に聞いた。
「えっ、なんでアジトなんて言葉を知っているの？」
「なんとなく」
　でもその言葉がピッタリな感じだ。ナイス、ユウタくん。
　引越し中だからガラクタだらけだったけど、ユウタはめずらしそうに周りを眺める。しばらく遊んでいると、さなえちゃんがおもちゃを見つけてきた。
「ユウタ、これあげる」
　見るとピストルの水鉄砲だ。
「何でそんなものがあるの？」
「さあ、岡留さんの私物じゃないですか。鳥でも狙って遊んでいたのかも。でもいらないみたいだからユウタにあげる」
　そういってさなえちゃんはユウタにピストルを渡した。
「あっ、なんか水が入っている。バンバン！　サナエ～、覚悟～」
「あれ？　水がでない」
　しばらくは何も起こらなかった。さらに3回ほど水鉄砲を打つユウタ。
プシュ。プシュ。
「あっ、出た」
　うん？
　なんだか変。
　その場にいたさなえちゃんや、さなえちゃんの友達2人も変な顔をしている。
「目が痛い」
　ユウタとさなえちゃんが同時につぶやいた。ほのかに異臭もする。
「ゲッ、やばい。みんな逃げろ！」
　私とさなえ友達が叫ぶ。　
　ユウタとさなえは咳き込みはじめた。みんなで逃げるように外に出る。ゼエゼエいいながら。
「うへー、やば。思い出した。あれ、涙流スプレーだ」
　今さらながら気付いたがもう遅い。確か、『噂の真相』編集部が右翼に襲撃された際、護身用として涙流スプレーとスタンガンを買った。それが無造作に置き去られていたのだ。胸のあたりも変な感じ。
　とりあえず、みんなで近くの喫茶店に避難し、ユウタの目を洗い、うがいをさせた。
「あれはね、悪い奴に襲われた時に、相手をやっつけるスプレーなんだ。あとは昔、警察が学生運動の学生に向けて発射したりしてた。だから、たぶん体に悪いものじゃない」
　私はユウタに説明した。
「ふーん。ちょっと目が痛いけど大丈夫。面白かったね、アジト。また連れてって。でもさなえちゃん酷いよね。ボクになんとかスプレーなんかくれてさっ！」
　でも、そのスプレーのすぐ先にはさなえちゃんがいて、だから一番症状が酷いのもさなえちゃんだったーー。
　ユウタにとっては冒険のようなものだったのだろう。妙に興奮し、はしゃいでいる。
　が、大人４人はPTSDのような症状になり、しばらく編集部に戻る気になれない。
＜続く＞　

        
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    <title>「激愛」</title>
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    <published>2008-03-10T09:38:42Z</published>
    <updated>2008-03-10T09:40:06Z</updated>
    
    <summary>　最近の室井事務所の流行は長淵剛だ。 　先週、女王様たちとカラオケに行った。女王...</summary>
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        　最近の室井事務所の流行は長淵剛だ。
　先週、女王様たちとカラオケに行った。女王様はなぜか酔うと長渕に固執した。これまは、右翼的なイメージの強いナガブチは「嫌い」といっていたのに、どういう気の変化だ。
　いや、ほんとうは嫌いで嫌いで好きなのかもしれないと疑っていた。だって、すい臓の腫瘍を取る手術のとき全身麻酔をかけられて、意識不明の中、ナガブチの「とんぼ」を大声で歌ったらしい（看護婦談）。恥ずかしい。
「若い頃はダサいと思ってたけどさ。年をとらないとわからないね、ナガブチの良さは。ナガブチの歌は地方出身者の心のよりどころだ」
　そして「激愛」を歌い始めた。なんでも今月の事務所のテーマ曲だという。
「ねぇ、これってどういう歌だと思う？」と女王様。
「激しいエッチの歌」と私。
「馬鹿こけ！　これはすっごく愛し合った男女が、盛り上がっているピークは超えて、この先この気持ちのままでいたいなら死ぬしかないね、という切ない歌なんだ。んで、最後にくんずほぐれずのセックスしよう、みたいな」
　女王様が熱く語る。ワイドショーでも、このくらい熱くコメントすればいいものを。いつも眠そうだし、不機嫌そうだし。
「へぇ」と私。どうでもいい。ユウタが口を挟んでくる。
「エッチってなに？　おっぱいを揉むこと？　セックスって裸の女？」
　女王様は真剣に説明をはじめる。ナガブチになりきり、ちょっと巻き舌で。
「オッパイも揉むだろうね。急所だからさ。セックスとは、魂と魂のぶつかり合い。恋愛は心の侵略試合だけど、セックスとは殴り合いのようなもの。でも、良い試合は、その後、深い心の交流ができるんだ。この間、ガッツ石松のタイトルマッチのビデオ観せたろ」
　ユウタは神妙な顔で、頷きながら話を聞いている。いいのか、それで。教育に悪いし、気持ちも悪い、この親子。
　そして、なにか好きな曲を歌ったら、その次には「激愛」を歌うというルールが定められた。
　しかも、感情がこもっていないとダメだしされ、はじめから歌わなきゃならない。すごいことになってきた。
　七歳のユウタが感情たっぷりに、
「よじれあい、重なる」だとか、「俺を抱け！」だとか熱唱する。いいのか、それで？
　まぁ、いいか。私の子供じゃないし。
　大体、上手いか下手とかじゃあなく、どれだけ芝居っ気たっぷりに歌えるかを競うってどうなの？
　しかも、土日をはさんで事務所に顔を出さなかったら、”長渕”カラオケメンバーが増えていた。近所の室井の友達ね。ってことは土日も歌ってたのか。
　歌うのはナガブチ。そして、「激愛」。いつまでこのブームは続くのだろう。
　とりあえず、私もナガブチのアルバムCDを買ってしまった。最後の部分のタメが肝心なんだよね。

        
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    <title>さみしい誕生日</title>
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    <published>2008-02-28T08:43:36Z</published>
    <updated>2008-02-28T08:44:37Z</updated>
    
    <summary>　昨日は女王様のお誕生日だった！おめでとう38歳。 　そういえば昨日、朝から変な...</summary>
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        　昨日は女王様のお誕生日だった！おめでとう38歳。
　そういえば昨日、朝から変なメールが届いた。
「今日は神聖な日。セックスと万引きと人の悪口は禁止」
　この日、女王様は大阪のテレビに出演のため、夜遅くにしか帰ってこれない。だからパーティも飲み会も予定していなかったため、嫌がらせのメールだろうと判断し、無視した。
　そして今日、事務所に行くと女王様は珍しくさみしそうにつぶやいた。
「本当は昨日、期待してたんだ。あたしが家に帰ったら、友達がみんな集まってて、お祝いしてくれるんじゃないかって。あたしに秘密でパーティしてくれるんじゃないかって。でも何もなかった。あんなに何度も何度も当日は無理だっていわれたら、あ、わかった、びっくりさせたいのね、わかった、じゃあ、あたしはすっごく驚いてあげる、って思ってた」
「えーー。だって‥‥」
　さすがに言い訳ができない。私自身、そんなことを考えてもいなかったし、事務所にはたくさんお花やプレゼントが届いていたが、私はプレゼントさえも買っていなかった。それでも怒るどころかさらにさみしそうな女王様。
「イージス艦の艦長があたしの誕生日にめそめそ泣いた。これってどうなの？　漁船の親子の親戚の人たちはいい人達で、許すみたいなコメントをしてたけど、ずっと隠れてたくせにあたしの誕生日にノコノコ現れめそめそ泣く。あれは‥‥あたしに対する嫌がらせ？　ロス疑惑の三浦和義も、あたしが嫌いなオレンジ色のつなぎを着てる。あれも嫌がらせ？」
「室井、ちょっとどうしちゃったの？　イージス艦の艦長が会見を開いたのはたまたまだし、三浦着ているの服は支給されたものだろう」
「そうなの」
「そうだよ」
「‥‥ねえ、ほんとうにあたしがおかしくなったと思って少しは心配になった。さみしくなると、人に迷惑をかけて『どこまで許されるか』って人を試しちゃうくせがある」
「それは立派にいかれてる」
「あたしってきち●い？」
「別に、それほどでもないんじゃない」
「お酒飲むと変にならない？　おかしくならない？」
「それは私も同じだからわかんない」
「2人で変なのか」
「そうかも」
「ねえ、あたしって急に死んじゃう気がする？　ポンって飛び降りたりしそう？」
「しないんじゃない」
「そっか。よかった」
　そして、冷蔵庫からおもむろにビールを取り出す女王様。
「まだ、昼の2時だよ」
「うーん。なんで毎日お酒飲んじゃうんだろう。カンバも飲む？」
「遠慮しときます」
　グビ、グビ、グビ。女王様は1人さみしそうにビールを飲んでいた。
　38歳になりバースデイ・ブルーの女王様であった。


        
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    <title>なぜDNA鑑定をしない！</title>
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    <published>2008-02-17T04:51:51Z</published>
    <updated>2008-02-17T04:52:25Z</updated>
    
    <summary>　どうしてこうなんだろう、日本の司法にはもうげんなりだ。 　2月13日、90年に...</summary>
    <author>
        <name>sunameri</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.aspara.co.jp/kambayashi/">
        　どうしてこうなんだろう、日本の司法にはもうげんなりだ。
　2月13日、90年に足利で起こった幼時殺害事件、いわゆる「足利事件」で、無罪を主張して再審請求をしていた無期懲役の受刑者に対し、裁判所がこれを棄却した。棄却ってことは、無罪を主張しても裁判所は聞きませんよ、そのまま刑務所にいなさい、ということ。
　私はこの事件に対し少なからず注目していた。理由のひとつは、現場が私の実家に近いからだ。
　いや、この事件の現場だけ、というわけではない。
　今回の現場である足利だけでなく、栃木・群馬県境ではこの20年の間で6人もの幼い女児の殺害・失踪の事件が起こっているのだ。多くは未解決、手口も酷似しているものもある。その中には今回再審を棄却された受刑者が逮捕された後に起きているものもあるのだ。どうなっているんだ。
　だが、一審、二審、最高裁と有罪判決。
　この受刑者が一旦は自白したというが、その供述に基づいた状況も不自然な点が多いという。犯行の時間帯、現場近くにいた人（それも受刑者を知っている）が、何も目撃していなかったり、被害者の身内までも首を傾げるような自転車での川原への移動などなど。
　しかし、一旦自供してしまうと裁判での逆転は難しい。
「やってもいないことを自白するのはおかしい」と多くの人は思うだろうが、実際はそんなにおかしなことではない。私もかつて東京地検特捜部から事情聴取をされた経験からも断言できる。最近続発しているチカン冤罪についても同様だ。
　長時間の過酷な取調べの末、「罪を認めればすぐに帰してやる。家族も心配している」など甘言を囁かれ「楽になりたい。仕方ない。警察に認めても、裁判ではきちんと無罪だとわかってもらえる」なんて思ってしまうのだ。しかし決してそんなことはない。
　裁判所は正義の味方ではないからだ。
　そのことが今回の再審棄却に如実に現れている。
　今回の再審請求で注目されたのがDNA鑑定。今でこそスタンダードとなったこの言葉だが、当時は導入初期の時期であり、この鑑定結果が「足利事件」裁判での有罪を決定的にした。でも、当時は「一致する確率は1000人あたり1ー2人の頻度」だという。
　へっ、これってかなり確率悪くないか？　人口10万人として100人から200人も一致してしまう！
　だから弁護側はDNA鑑定の信用性を争った。当時よりも精密、正確になり「低くても３２兆人に１人の割合」という現在のDNA鑑定で鑑定しなおした。そしたら、「犯人のＤＮＡ型と一致しない可能性がある」との結果を得て新証拠にした。
　しかしーー。　
　裁判所は「鑑定に使った毛髪が受刑者のものである証明がない。（弁護側が行った）写真を使った分析手法は、そもそも意味をなさない」だとさ！　けんもほろろ、門前払い。
　とはいえ、私はこの受刑者が無罪だという確信を持っているわけではない。
　しかし、少しでも冤罪の疑いがあるなら裁判所が指揮してDNA鑑定くらいしろ、と言いたいのだ。普通に考えれば簡単なことだ。しかしそんな簡単なことが出来ないのが現在の法律・司法制度なのだろう。
　DNA鑑定に疑惑をもたれたのなら、再鑑定すればいい。検察も有罪だと自信があるなら、再鑑定させるくらいへっちゃらだろう。それとも本当は自信がないのか？
　現在ではかなり手軽になったDNA鑑定ひとつで、1人の人間の運命が変わる。冤罪が晴れるかもしれない。誰にも文句のいわれない有罪が確定するかもしれない。
　しかし、それさえも拒絶する裁判所。真実を闇に葬るつもりなのか、裁判所や検察のメンツを守るためなのか。この鑑定が間違いだったら、他にも同じような事案があって、大変なことになる、と思っているのかも。
　そう考えると、やはりメンツの問題だな。国民の人生や命よりも、自分たちの失敗を隠蔽しようとするのが、日本の官僚なのだと改めて怒っちゃったよ。
　


        
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    <title>何かの祟りか</title>
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    <published>2008-02-13T14:01:12Z</published>
    <updated>2008-02-13T15:02:26Z</updated>
    
    <summary>　無理やり行った札幌雪祭り旅行。仕事をブッちぎって。その祟りだろうか。 　新千歳...</summary>
    <author>
        <name>sunameri</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.aspara.co.jp/kambayashi/">
        　無理やり行った札幌雪祭り旅行。仕事をブッちぎって。その祟りだろうか。
　新千歳空港に着く直前、飛行機が着陸態勢に入ったあたりで、耳が強烈に痛くなった。ボワーーンとしてよく聞こえない。
「つばを飲め。あくびをしろ」
　女王様はそんな指示を出すが、そのくらいでは治らねーっちゅんだ。
　なにせ私は気圧の変化に弱い。数カ月前は箱根に行っただけで耳が痛くなったほど。小さい頃から中耳炎には何回も罹った。でも、大人になると２、３時間も我慢すれば治ることが多かったので、大丈夫、と自分に言い聞かせた。
　せっかくの女王様による奢り旅行。沢山たからなければ。
　札幌についてすぐジンギスカンを食べた。もちろんビール（大ジョッキ）と一緒に。
　しかし耳は一向に治る気配を見せない。キーーーーン、となる耳鳴り。
　近くで防寒グッズの買い物をして、ホテルにチェックイン。この頃には患部が熱を帯びてきた。しかしここは札幌、あたりには雪が一杯だ。その雪を広い、耳の外側に当てる。気持ちいい。そんな私の様子を見てユウタが氷柱を引っこ抜いて持ってきてくれた。ナイスである。
　でも冷やしても冷やしても治らない。仕方ないので今度は暖めてみようと決意した。なにせホテルには健康ランドのような温泉が付いている。風呂好きの私としては是非堪能しなければ。と、思ったが、風呂に入ってすぐ、目がまわってきた。グルグルと世の中が回る。気持ち悪い。
　脱衣所でダウン。少し様子を見て、部屋に戻りベッドに横になる。
「本当に具合が悪いんだ。あんなに好きな風呂をすぐに出ちゃうなんて」
　女王様も珍しく心配してくれた。
「少し休んでれば治ると思う。二人で遊んできて」
「いや、私たちも少し休むから気にしないで」
　そういわれたので頑張って休む。なにせせっかく女王様の奢り旅行、寝てばかりでは損だ。
　１時間ほどして気分もよくなったので雪祭り見学→寿司屋で夕飯。日本酒を飲むと、再び耳が痛くなる。
　翌朝、どうにもならないので、ホテルフロントに聞いて近所の耳鼻咽喉科に。
　やはり中耳炎ということで、鼓膜を切開してもらう。チョーーー痛い！！！！
　でもこれで、やっと少し楽になった。午後からは再び雪祭りなどの観光。
　しかし、帰京してから4日。まだ耳は治っていない。なんでも全治10日ほどかかるとか。
　効き耳である左耳。電話の声もよく聞こえない。ボワーーンとしたまま。薬のせいか、頭もボワーーン。
　やはり何かの祟りか。
　この話を母親にすると「あんたたちはどこかに行くと誰かが具合悪くなるのね。忙しいのに無理やり遊びに行くからだとお母さんは思うな」なんて言われてしまった。
　確かに1昨年のモルジブ旅行は帰国直後ユウタが高熱、同じく1年前の雪見温泉旅行ではユウタが高熱、ベトナムでは女王様が高熱、そして今回は私の中耳炎。
　でも仕方がない。仕事ではあんまり気が合わない女王様と私だが、なぜか遊ぶことには意外に気が合う。だからちょっとでも時間があると、無理してでも遊びにいってしまうのだ。
　あああーーー。耳が変。
　
　　

        
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    <title>初めての雪祭り</title>
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    <published>2008-02-07T09:02:39Z</published>
    <updated>2008-02-08T03:46:58Z</updated>
    
    <summary>　毎週火曜日、女王様はテレ朝の「スーパーモーニング」出演の日だ。 　私は女王様が...</summary>
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        　毎週火曜日、女王様はテレ朝の「スーパーモーニング」出演の日だ。
　私は女王様が出演している時間はかなりの確立で寝ているので、あまり観たことはない。午後、私が出社する頃には事務所に戻っている女王様。
　そして今週の火曜日。私が出社するなり変なことを言い始めた。
「今度の金曜日と土曜日って仕事はいってないよね」
「うん」
「雪祭りに行こうよ」
「どこの」
「雪祭りって言ったら札幌に決まってるでしょ。北海道！」
「何で？」
「だってスパモのＶＴＲで雪祭りやっててどうしても行かなくちゃならないって思ったんだ。いいよ、行こうよ」
「無理。週末は締め切りとか長い原稿とかあって忙しい」
「なーに忙しぶっちゃって。暇くせに。そんなのどうにでもなるよ。しかも仕事。私の雪祭り取材なんだから」
　私はそれでも渋っていた。本当に忙しいから。それで諦めさせようと言った。
「今はトップシーズンだし、ホテルや飛行機とれるかわかんないよ。取れても正規料金で高いよ」
「何いってんの。金はある。カンバの分ももちろん出してやる。雪祭り見たことないんだろぅぅぅ～」
　そこまで言われたら仕方がない。
　女王様に指定された札幌市内の温泉つきホテルをネット検索し、電話をかけた。たぶん無理だろうと期待して。
「少々狭くなりますが、お部屋は用意できます」
＜うヴェ、まじ？＞
　一瞬そう思ったが、この時点で私のターボはかかってしまった。
　隣で見ていた女王様はゼスチャーでしきりにOKを出す。私もゼスチャーで、指を３本立てた。ホテル代３万円。女王様は再びOKサイン。
「では大人２人、子供１人でお願いします」
　予約をしてしまった。
　電話を切ると、「ほーらね。ホテル取れたじゃん」と得意げだ。
　そんな女王様を無視して、今度は航空会社に電話する。こうなったら絶対に行ってやる。
　飛行機は以外とすんなり取れた。なにせ正規料金。代理店ではなく、直接航空会社に電話すると取れるものだ。しかーーし。大人２人、子供１人で計１４６、８００円なり。
　高っけーーぞ、札幌。韓国の２泊３日くらいは簡単に行けそうだ。
　でも私のテンションは一気に上がっていく。高くてもどうせ人の金だ。私の金ではない。
＜ククックックック＞
　仕事はそれまで必死にやれば、どうにかなるだろう、と１人自分を納得させた。楽しいことには流される。断れない。張り切って遊んでしまう。悲しい私。
　女王様は既にネットの情報収集に余念が無い。しかも格安パックを見つけて「お前のせいで大損だ！」と怒っている。でももうパック旅行はとっくに締め切られているはずだ。
「せっかく必死で手配してやったのに。本当に男らしくない！」
「男じゃねーし。ま、おまえの男よりはよっぽど出来がいいけどね」
　むかつくが仕方ない。高い金を払ってくれるんだから。
　あとの心配はひとつだけ。このブログを私の担当編集者が目にしたら！？　怖い。読んでいないことを祈るばかりだ。



        
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    <title>誰か助けて！</title>
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    <published>2008-01-28T06:59:02Z</published>
    <updated>2008-01-28T07:01:21Z</updated>
    
    <summary>　心臓がバクバクする。手も震える。眼球が痛い。顔もはれている。 　それでも止めら...</summary>
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        <name>sunameri</name>
        
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        　心臓がバクバクする。手も震える。眼球が痛い。顔もはれている。
　それでも止められない。任天堂ＤＳのニュースーパーマリオ、お前のせいだ。
　ユウタのクリスマスプレゼントに買ったマリオ。ゲームソフトをねだられた時はこれしか頭に浮かばなかった。
　思い起こせばウン１０年前、ファミコンが世の中に出た時からマリオばかりやっていた。
　この頃はセーブという機能が無かったような気がする。今ほど中毒性もなかったようなーー。それでも大学生だった私は学校にも行かずにひたすらやっていた。
　そしてさらに何年か後、任天堂６４で再び嵌った。プレステには目もくれなかった。
　これは３Ｄ画像のため、車酔いのように気持ち悪かったが、それでもブッ続けで2４時間くらいやっていた。自分ではどうにも止められないので、近所の友人に助けを求めた。
　友人は無理やり私を家から連れ出し、寿司屋に連れて行ってくれた。
「ちょっと顔がパンパンだよ。やばいよ」と忠告された。
　そして今回ーー。
　こんな年になってまたしても奴に嵌ってしまった。恥ずかしい。悔しい。
　最初はユウタに教えるつもりで「ちょっとだけ」と手を出した。こんなものに本気になっていたら、時間がいくらあっても足らない。でも、しかしーー。
　次第にかつてのカンが甦ってきた。徐々に止められなくなっていく。そしてユウタからソフトを奪い、女王様の目を盗みながらピコピコやっていた。
　しかしこれには限界がある。
　週末ーー。
　締め切り原稿をぶっ飛ばし、ずーと家に引きこもった。電話があっても出なかった。いや気付かなかったといったほうが正しい。
＜今日で絶対に終わりにしなければ、仕事ができない＞
　いいわけをしながら頑張った。
　次第に精神状態がおかしくなってくる。かなり攻撃的になり、被害妄想も激しくなっているような。そして倦怠感。心がざわつく。
　少し休憩してお風呂に入るとそれはおさまるが、再びマリオを始めると、同じ症状が出てくる。外にも出たくないし、ご飯も作る気が起きないので、夕飯は宅配ピザだ。
「だれか止めさせて！　助けて！」と思いつつ、止めて欲しくないという気持ちの方が強い。いや誰にも止められない。
　そして、遂に、ゴーーーーーーーール。
　フフフと１人薄ら笑いをする。やったぞ、マリオ。これでお前とはおさらばじゃ。金輪際、お前に手を出すのは止める。絶対だ。
　何時間かぶりにテレビを見るとＴＢＳ「報道特集」でネットゲームに嵌る中国の子供達の特集が組まれていた。納得、納得。
　おばさんの私でもこんなになってしまうのだから、子供の精神的影響はいかばかりか。
　ユウタには1日1時間というゲームの時間を厳守させなければ。自分のことは棚に挙げて教育的配慮を考える私であった。

        
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    <title>ある日の昼下がり</title>
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    <published>2008-01-25T13:29:51Z</published>
    <updated>2008-01-26T00:32:25Z</updated>
    
    <summary> 　女王様は久々の3連休。締め切り原稿も終えて、久々にヒマーーな時間が過ぎていく...</summary>
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        <name>sunameri</name>
        
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　女王様は久々の3連休。締め切り原稿も終えて、久々にヒマーーな時間が過ぎていく昼下がり。
「ねえ、今日は夜時間あるんでしょ。何か美味しいもの食べたいな」
「うん。いいねぇ。鳥鍋なんてどう？」
　なんて平穏な会話だろう。
「ねえ、ビール飲まない？」
　まだ出社したばかり。午後１時なので、さすがの私もお断りした。
「はぁ～。なんだかさ、つまんない」
　１人でビールを飲む女王様、久々の休みだから昼ビールくらいは大目に見よう。
　そうしてしばらく無言で2人雑誌などを読む。
「最近、面白い話題ないね。それにしても、つまみが欲しいな」
　ビールはいつのまにか焼酎にかわっていた。
「ねぇ、小腹が空かない？　そうだ、××のホルモン鍋が食べたい気分。辛～いやつね」
　女王様は近所の焼き肉屋の名をあげた。よくいっている店だ。
「まだランチタイムだよ。ランチタイムのメニューしかないよ」
「大丈夫だよ、本気で頼めば。××にとって私は上客だよ。ホルモン鍋の材料が店にないことはないだろう。ボトルもキープしているくらいのお得意様なんだから」
「えーじゃあ、××いく？」
「やだ。家でダラーーーと飲みながら食べたい」
「でもさ、鍋はテイクアウトできないだろう」
　女王様は食い物に関しては、相当意思が強いことはわかっている。無理やり、土鍋を持たされ私は事務所を追い出された。
　お店にいくと簡単にテイクアウトしてくれることになった。
　仕方がないので一緒に鍋をつつきながらビールを飲みはじめた。
　昼下がり、2人で酒を飲んでも盛り上がるはずがない。無言ーー。
　どうにか盛り上がろうと、暇そうな友人に片っ端から電話する。そして片っ端から断られたが、やっとのこと暇な奴を1人ゲットできた。もちろん女。
　さらに焼酎をあおる。
「ねえ、あの女、失恋したらしいよ」
「ひえーーー」
「そういえばあの男、女を買って性病移されたらしい」
「ひえーーー」
　女3人、昼間からくだらない会話に花が咲く。
　そしてーー。夜8時。まだ宴会は続いている。
　なぜか若い男２人が加わっていた。
　話題はどんどん危ない方向に向かっていく。
「×子の子供って、本当にワルらしいよ。挨拶しないお友達を後ろから蹴るらしい」
「ひえーーー」
　いつまでこんな宴会が続くのだろう（あまりにくだらない会話に、宴会を中座してブログを書く私であった）。



        
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    <title>思い出したくない出来事</title>
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    <published>2008-01-18T11:24:10Z</published>
    <updated>2008-01-18T11:26:30Z</updated>
    
    <summary>　ある朝目覚めて愕然とした。 「ここどこ？　私は？？」 　昨日のことが徐々によみ...</summary>
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        <name>sunameri</name>
        
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        　ある朝目覚めて愕然とした。
「ここどこ？　私は？？」
　昨日のことが徐々によみがえってくる。
　前日の午後６時くらいに仕事を終えた女王様が「ビール飲む？」と聞いてきた。
「うん」
　と答える。この日は6時間以上も煮込んだビーフシチューがあった。これを肴にまずは一杯。この日、私は7時半と9時から仕事が入っていた。
「焼酎飲む？」
　女王様に聞かれ「うん」と答えた。
　待ち合わせの時間までまだ時間があったからだ。
　そして7時半から別の事務所で一仕事。もちろんビールを飲みながら。
　9時。新宿の沖縄料理屋で会合。泡盛をしこたま飲む。
　12時。ロレツの回らない女王様から楽しそうに電話がかかってきた。
「ちょっと、面白いことがあるから事務所にくれば」
　かなり酔っていた私は、「面白いこと」が何かも聞かずに事務所に戻った。
　事務所では女王様と一緒に男Ａ、女Ｂが酒盛りをしていた。
　「うっひょーー」
　そういって酒盛りに参加する私。
　しばらくすると、部屋のチャイムが鳴った。誰かが誰かを呼んだらしい。
　男２人ＣとＤ。
　そしてーーーこの辺から記憶はとぎれとぎれになる。なんだかすごく盛り上がって楽しかったことは憶えている。
　でも内容は全然憶えていない。
　気付くと事務所の床に転がって寝ていた。女王様は既に仕事に行ってしまったようだ。おぼろげながら甦ってくる記憶に頭を抱えていると、女Ｂから電話がかかってきた。
「ちょっとあんたたち2人、すごかったよ、まったく」
「えっ、何が。よく憶えていないんだな、これが」
　そういうと女Ｂは昨日のことを喋り始めた。
「室井は初対面のＡさんに向かって呼び捨てにして足で蹴ってた。しつこく質問攻めにしたり。カンバはＣさんに＜おっぱっぴー＞のまねをしろって強要してたよ。なんの関係もないのにさ。わけがわからん。まったく、もう」
　お、憶えていない。
「その挙句に2人とも勝手寝ちゃうんだから。ＡさんもＣさんＤさんも驚いていたよ」 

「き、聞きたくない！！！」
　さらに女王様と私の醜態を話そうとする女Ｂの話を遮った。
　顔から火が出る思い、とはこういう時に使う言葉なのかもしれない。
　その直後、女王様からも電話が。女Ｂからの話をしてやった。女王様もほとんど記憶がないという。しばらく絶句していたが、気を取り直したように言った。
「あの女は酒を飲めない。だからかなり話も大袈裟なんじゃない。でもさ、今度Ｂにリベンジ飲み会のセッティングをやってもらおう。昨日と同じ面子でね。『昨日の私たちの姿は偽りの姿です。今度は本当の私たちを見せます。きちんとした人間、っていうのを証明します』ってね。豪華な食事でも作ってさ」　
　ポジティブな女王様とは対照的に私は思う。
「もう二度と一緒に飲みたくない」
　こう断られるに違いない、と。　 


        
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    <title>お年玉の行方</title>
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    <published>2008-01-11T11:41:03Z</published>
    <updated>2008-01-11T11:56:36Z</updated>
    
    <summary>　西武新宿線・新宿駅付近。夕方待ち合わせをしていたら、また声をかけられた。 「あ...</summary>
    <author>
        <name>sunameri</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.aspara.co.jp/kambayashi/">
        　西武新宿線・新宿駅付近。夕方待ち合わせをしていたら、また声をかけられた。
「あの、これから時間ありますか？　あっ、待ち合わせですよね。そうですよね。すみません」
　今度はサラリーマン風ではなくダウンジャケットにナップサック、普通の30代の男性に見えた。やはりおかしい。やはり宗教？　今度、暇な時には一緒についていってみようと思う。そしてナンパか宗教かを確かめてやる。
　でも、最近多いのか、この手の勧誘。それとも私が以前よりボーッとして、カモに見えるのか。わからん。
　ということで、1月10日付けの『内外タイムス』を見て驚いた。
＜噂の真相　復刊＞という特大見出し。しかも一面トップ。
　なんだそりゃ。
　『噂の真相』元スタッフから電話でこの記事を知ったのだが、もちろんガセです。知り合いのマスコミ関係者からも何件か問い合わせがありましたが、ガセです。元編集長の岡留も断言していましたが、ガセです。
　でもこれを一面に持ってくる『内外タイムス』って‥‥すごい。
　
　そんでもって、女王様である。
　正月から2人とも飲みすぎて、昼間はほとんど会話をしない。
　いつも二日酔いだから口を利きたくない。
　でも夕方になって「ビール飲む？」といわれて、「うん」と答えてしまう自分が憎い。
　ダラダラしていると冬休み中のユウタが暴れ出す。
「つまんない！　遊ぼうよ」
　無視していたら、事務所の家具のガラス部分を蹴飛ばして壊した。家庭内暴力だ。
　一瞬空気が凍りついた。これは特注で作った家具だ。
「あーあ」
　私は早速インテリアデザイナーのＤさんに電話した。
「直すのにいくらくらいかかる？」
「たぶん3万円くらいはすると思う」
　このことを女王様に報告した。ユウタには聞こえないくらいのヒソヒソ声で。女王様はニヤリとして言い放った。
「お前が壊したんだから、きちんと弁償してね。お年玉一杯もらったろ。どのくらい残ってるんだ」
「5万円」
「ちょうどいい。これを直すのには5万円かかるらしい。お年玉で払えばぴったり！」
　泣きそうな顔をするユウタ。でも子供が大金を持つのはよくない。
　余った2万円で、またまた寿司を食べるつもりだ。いつもよりは高級な寿司を今度は大人２人でーー。　



        
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    <title>新年の宴会と統一教会</title>
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    <published>2008-01-05T11:30:08Z</published>
    <updated>2008-01-05T11:37:55Z</updated>
    
    <summary>　あけましておめでとう！ 　今日は１月5日。世の中はまだ正月休みなのだろうけど、...</summary>
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        <name>sunameri</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.aspara.co.jp/kambayashi/">
        　あけましておめでとう！
　今日は１月5日。世の中はまだ正月休みなのだろうけど、私は2日から働いている。私が社会人になって初めてかもしれない。偉い！！
　正月から出社するのには理由がある。女王様が忙しい、のではなくさみしいからなんだとか。
　年末年始の休みに関し女王様に相談した時のことだ。
「年末は30日まで出張やらなんやらで東京にはいない。早くから休んでいいよ。その代わり、2日は出社ね」
「へっ、なんで？」
「だって1日からユウタが田舎のじいちゃんの家に行く。だから1人ぼっちでさみしい。飯を作って」
「‥‥」
　少し抵抗したが、「そんなに文句をいうなら休みをやらない。長く休めるんだからいいだろ」と開き直られた。
　仕方がない。でも、正月からご飯を作るのは億劫だったので、友人でもあるインテリアデザイナーのＤにお食事作りを依頼した。彼女は飯を作るのが上手いし、「新年会だ、宴会」だと騙した。奴は酒や宴会に弱い。断わるはずがない。
　2日に実家から東京へ帰ってきた私はＤと伊勢丹で待ち合わせをした。食料の調達だ。
　そこで驚いた。伊勢丹は人でごった返していたからだ。正月を東京で過ごしたことのない田舎ものの私にとって初めて見る光景だった。
「今日は初売りってやつか。徹夜で並んでる奴もいる福袋の日か。毎年テレビでやっているーー」
　正月くらい家でのんびりしていればいいのにと毒づいた。
　と、ある年配の男性から声をかけられた。
＜おっ、またナンパか！？＞
　

　追記
　以前、このブログでナンパされたと書いた際、友人の週刊誌記者（女）からメールがきた。
「ナンパじゃないよ。統一教会のオトコの夜の活動。昼間女の子が手相で誘ってくるのの夜バージョン。東京駅や新橋に多い。みんな同じ台詞で誘ってきます。私もあまりにも似たようなことがあったので、調べたことがあるから知っている」
　人がモテたことを否定するとは、なんたる奴だ。
「違う。だって東京郊外の駅だもん」と返答した。すると「郊外にだっているに決まってるじゃーーん。室井には黙っててやろう」とすぐに打ち返してきやがった。くそーー。
「もててない。統一教会」
　追い討ちメールまで届いた。
　くそー！　文春のナムラめ。

　追追記
　このことを別の週刊誌記者（男）に話したら「いや、宗教じゃありませんよ。僕はストーカーだと思いますね」といわれた。どうじゃ、ナムラ、勝った！！　

（ちなみに伊勢丹での男性には道を聞かれただけでした）

        
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    <title>悲しいクリスマス</title>
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    <published>2007-12-24T07:19:36Z</published>
    <updated>2007-12-24T07:22:06Z</updated>
    
    <summary>　メリークリスマス！！ 　これを書いているのは24日の午後2時半。 　世の中休日...</summary>
    <author>
        <name>sunameri</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.aspara.co.jp/kambayashi/">
        　メリークリスマス！！
　これを書いているのは24日の午後2時半。
　世の中休日のイブ。今日の新宿はすごかった。人、人、人。
　それを眺めながら、掻き分けながら「くそ、くそ」と毒づいて歩いていたら、遅刻しそうになった。
　イブも休日も室井事務所には関係ない。
　女王様は朝からテレビ、その後は雑誌取材2本、そして今は原稿を書いている。
　私ももちろん出社。
　そんでこれから女王様と一緒にお友達の家でクリスマスパーティだ。
　恒例の女だけのパーティ。でも恒例なのは女王様であって、私はこれまで参加したことはない。プライドにかけても。
　　バブル世代の私は、人に何をいわれようがクリスマスにはダーリンと一緒にいなくてはいけないという脅迫観念から抜けられない。それが無理なら友人と外で豪華なお食事。
　これまでもそれを主張し続けて、バカにされ続けてきた。
　
　しかし、今日はほとんど女ばかり（と子供）のホームパーティ。しかもそれが終わったらなぜか室井宅にお泊りしなくてはならない。
　まあ、自分が蒔いた種なんだけどさ。
　先日、仕事絡みで事務所で人を呼んでご飯を食べた。
　久々に男が2人もきたので、ユウタのはしゃぎようはすごかった。そんでもってご飯も仕事も終わってみんなで帰ろうとしたら、「やだーー。泊まって。泊まらないと死ぬーー」というような大変な事態に陥った。しかしこの日は絶対に帰らないといけない用事があった。
　ユウタを振りほどいて帰った。
　その時酔っていたのかもしれない。
「じゃあ、いつ泊まるの？」
　という詰問に、
「今度の月曜日」
　と答えてしまった。月曜日が何の日かも確かめずに。
　もう、そろそろクリスマスというバカ騒ぎを卒業しなくてはいけないのかもしれない。そんな諦めにも似た心境になってきた。
　しかも明日のクリスマス本番には夕方から仕事の打ち合わせまで入っている。
　バブルなクリスマスはもう古いのか。
　悲しい。

　

        
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    <title>本当の話</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.aspara.co.jp/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=12/entry_id=801" title="本当の話" />
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    <published>2007-12-18T11:41:53Z</published>
    <updated>2007-12-18T11:43:53Z</updated>
    
    <summary>　昨日の夜、東京郊外の駅でナンパされた。 　本当だ。 　電車から降りてから、ずっ...</summary>
    <author>
        <name>sunameri</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.aspara.co.jp/kambayashi/">
        　昨日の夜、東京郊外の駅でナンパされた。
　本当だ。
　電車から降りてから、ずっと横にいた男の人に。
　年齢。たぶん30代後半。きちんとしたサラリーマン風。
「すみません。これから飲みにいきませんか？」
「いえ、ごめんなさい」
「こちらこそ、すみません」
　かなり丁重な感じだった。
　早速、女王様にメールを打った。
「今、ナンパされた。勝った」
　すぐに電話がかかってきた。
「うそ臭い～～」
　そういわれても本当のことは本当だ。
「あたしの同級生の友達もよくナンパされた人と付き合ってるっていうけど、それもうそ臭い。出会い系じゃないの。お前もそうだろ。それか酔っ払いのオヤジだったんじゃないの」
　違う。とっておきの話をしてやった。
「お前には言わなかったが、半年前もナンパされた。夜の7時に厚生年金会館の前で。『大阪から出張してきたのですが、この辺の店は知らないので、一緒にご飯を食べませんか？』って。もちろんその人は酔ってなかった。フフ」
「うそ臭い～」
　女王様は信じる気がないようだ。話の流れを無視するように、突然自分の自慢話になった。
「あたしの中学の同級生で出世している独身男がいたことが発覚したんだ。今度飯を食わなくちゃ」
　そうして電話は切れた。

　翌日。出社するとその同級生の情報をネットで調べていた。口元が緩んでいる。笑っているらしい。私が話しかけても聞こえないようだ。1時間ほど熱心に調べている。写真も見つかったみたいで、ニヤニヤしている。
「やだーーオジサンになったーーー」
　当たりまえだ。何年前の知り合いだ。
　最近、男の影がないからか。とうとう中学時代の同級生にまで触手を伸ばし始めるとは。悲しい。
「悲しい」という独り言が聞こえてしまったようだ。
「何いってんの！！　あたしは実はもててるんだよ。お前が知らないところで。最近も救急病院に行ったら、『何かあったらいつでも力になります』って若いドクターから携帯番号とアドレス貰ったんだから。お前の友達の記者Ｈは私に夢中じゃ。それとお前の古い知り合いのＳやＡやＫやＩもあたしを好きに違いない。もはや奴らはあんたの味方じゃないんだよ。来年はあたしを巡っての熱い闘いが始まるかも。あんたはただのレフリー役だね」
　この女はどこまで負けず嫌いなんだろう。
　まあ、どっちでもいいけど、それにしても狭い世界には違いない。
　私は見も知らない人からナンパされたのだから。
　勝った。

        
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