2007年04月06日
先生、不審者です!
4月6日 記
本日は息子の小学校の入学式だった。
じつは、入学前の面接で校長先生から、
「小学生になるまでに、早寝早起き、規則正しい生活を心がけてください」
といわれていたのだが、なかなか言いつけを守ることができなくて……。
怒ってもすかしてもなだめても、ぜんっぜん言うこと聞かないからね。
人差し指と親指で自分の上瞼と下瞼をむりやり開かせてまでも、夜遅くまで頑張って起きている。
「馬鹿だねぇ。大人になったら、眠くても仕事しなきゃいけないのに。いっぱい寝て誉められるのは子供のうちだけなのに。大馬鹿じゃ」
そんな風に本当のことを教えても駄目だった。
大丈夫なのかね、息子、というかあたしは。
不安だよ。
毎日決まった時間に早起きしたり、PTAの会合に出席したり。
いちばん苦手なことかもしれない。
なにしろいろんな仕事についてきたが、結局、水商売と作家以外は長続きしなかった。
規則正しく、規律を乱さず、整然と動く。苦手だ、とても。
ブルー。
息子には悪いが、気持ちはブルー。
息子も苦手な早起きを強いられたため、入学式では大人しかった。
てか、ただ今、乳歯が生え変わる時期で、歯っかけ小僧。
自意識過剰、鏡大好きなあいつは、歯を見せて笑うことが少なくなった。
ひとり不自然なくらいはしゃいでいたのは、あの女だ。
自ら進んでカメラマンとして式典に出席した秘書の神林(しかも、遅刻しないように前日から泊まり込みの気の入れよう)。
ねえ、なんで親子の合同写真に、我先に並んでいるの?
校長先生の後ろの後ろ、上段の真ん中を、満面の笑みで陣取っちゃって。
あんた、部外者だろうが!
どの子とも他人だろうが!
先生、ここに不審者がいます! ……とはいわなかったけど。
あたしもユウタも言葉少な。
うちが連れてきた不審なカメラマンだったから。
家に帰ってデジカメを確認してみる。
一枚もまともな写真が撮れてない。
あの女の存在意義を、はじめから考えてみようと思う。