2007年06月19日
神林家の血がほしい
6月19日 記
週末は梁に鮎を食べにいってきた。
秘書の神林の実家に、息子ともどもお世話になった。
いやぁ、神林がなぜああいう女になったのか、理解できた気がしたな。
神林のお父さんやお母さんはもちろん、親戚一同みんな明るい。底抜けだ。
やつの実家は踏切沿いにあるのだけど、その昔は飛び込み自殺が頻繁にあったらしいのね。
その話を酒を飲みながら、親戚一同でするのだ。誰がいちばん克明に覚えているか競うようにしゃべる。
どうも、それがお客へのおもてなしの一環のようだ。
自分の家の庭に自殺者の身体の一部が落ちていた……なーんてこと、普通なら隠すだろう。
なにしろ庭のトイレの脇に頭が落こっていたというレベルの話なんだから。
お父さんがワイドショーの取材を受けたエピソードで死体の話はクライマックスに達し、その後カラオケでのど自慢大会がはじまる。
お母さんと叔母さんが、どしどしごちそうを作ってくれる。
神林家の人間はタフである。まったく口を休めない。お客の口も休ませない。
息子がちょろちょろ動きまわっても、背中に乗ってこようが、胸を揉もうが、動じない。笑ってる、酒を飲みながら。
ああいう家で育ったら、心も身体も健康になるだろう。間違っても神経質になんてならない。
暗くもないけど明るくもない家庭で育ったあたしは、少しだけうらやましかった。
神林家の血が、自分と息子に入っていたらいいのにと本気で思った。
話は変わって、またまた手芸にはまっている。
息子のリクエストで、我が家のポチ(ニシキヘビ)のマスコットを作ってみた。
写真館、見てね。