2008年02月29日
ホストの才能ありかもしれない
誕生日のお祝いコメントありがとう。
今年は地味な誕生日だったな。歳を取るってこういうことか。誕生日に出張だったのも悪いのかもしれないが。
なんなのーっ!
友達のお母さんからばっか電話がかかってくる。「おめでとう」って。
お母さん方の気遣いは嬉しいが、やめてください、余計に寂しくなるから。
で、あたしの友達のほうはどうしてるんだと気になって電話してみたけど、繋がらない。
翌日、聞いた。デートしてたんだってよ。飲みにいってたんだって。
あたしの生まれた日くらい、セックスすんなよ。酒飲みにいくんじゃねぇ。
「で、ユズはさ、三浦和義についてどう思うの」
なんてお母さんがたに聞かれちゃって(やつはお母さん世代にとってワルの花形だったから)、誕生日にいちばん話をしたのが三浦和義についてだった。
誕生日に最もふさわしくないと思しき男の話だ。
てかさ、娘らは自分の母親の相手をするのが面倒だから、丁度いいってんで、あたしにまわしてるんじゃなかろうか。それが誕生日プレゼントだってか。誰の陰謀じゃ。
ま、友達のお母さんは、友達より確実に使える女だけど。
総菜もって遊びにきてくれるし、遊びにくるとちょこまかと掃除もしてくれる。
あたしにとっては有り難い存在だ。
だから、友達のお母さんを温泉に連れて行ってあげることにした。そうそう、秘書の叔母さんからも電話がかかってきて、オカマバーに連れて行く約束をした。
……38歳になったあたしは、友達のお母さんらと和んでいる場合なんだろうか。
と、これを書いている間にも、友人Aのお母さんから電話がかかってきた。
「昨日、誕生日おめでとう。今日のピンポンで着てた服、よかったわよ。胸のコサージュ、あんなの私、作るの得意よ。たくさん作ってあげようか」
でかい声だから、隣で仕事をしている秘書にも聞こえる。
受話器を置くと同時に、肩を叩かれる。
「すげっ。オバサンにモテモテ。よっ、このオバキラー」
秘書のこの女を憎いと思うのは、いつだってこういう時だ。
よ、余計なこというんじゃねー。まるで自分が安いホストになった気分だ。